【日本産トカゲ飼育】おすすめライト6選!口コミまとめや便利な周辺機器も紹介!

2023年2月11日飼育用品(ライト・ヒーターなど)

こんにちは! 生き物大好き、ゆるとです!

  • 種類が多すぎて選べない
  • 初心者におすすめのライトが欲しい
  • 各種ライトメリット、デメリットが知りたい
  • 実際に使用している人の感想が知りたい など

爬虫類用ライトは種類や付属品が多く選ぶのが難しいですよね。

しかしながら、トカゲ飼育でライト類は必須アイテムですし、金銭的にも決して安くはないため、慎重に選びたいところです。

この記事ではニホントカゲ・カナヘビなど日本原産のトカゲ類を対象に、おすすめのライト(照明器具)について解説します。

  • 各種ライトの特徴や、メリット・デメリット
  • 口コミまとめ
  • あると便利な周辺機器
  • よくあるトラブルや注意点
  • 代用品について など解説していきます。

ライトの選択肢が多すぎると、逆に選びづらくなるため厳選したライトのみ紹介します。

かなり悩みましたが、バスキングライト3選と、紫外線ライト3選に絞りました。

なお、ライトの使用目的や、使い方知りたい方こちらの記事も参考にどうぞ。

【カナヘビ飼育】必要なライトは何種類?選び方やW数の目安、使い方や設置方法も解説!

それでは、紫外線ライトのおすすめ3選を見ていきましょう!

W紫外線ライトのおすすめ3選

Honpal 爬虫類用 LED 紫外線ライト タイマー付き 3W UVB5.0 緑のパッケージ

電球の種類と寿命・・・

電球はLEDタイプで3Wの出力、電球色の光を出す

寿命は約30000時間と記載、一日8時間使用すると約3700日使用できる

同じ名前の黄色のパッケージは「5Wの出力、UVBは10.0の砂漠用」のため注意

メリット・・・

タイマー機能、明るさ調節機能、電球とスタンドが一体化、など。

紫外線ライト一式がそろっている製品で、そのまま取り付けて使用できる

蛍光灯に比べ、8割以上の電力を節約でき、寿命も長いためコスパが良い

デメリット・・・

電球の取り外しや交換ができず、玉切れ、破損、故障、など不具合があると新たに電球やスタンドを購入する必要がある。

口コミまとめ・・・

ニホントカゲや樹上棲カナヘビへの紫外線量としては十分

トカゲ以外にも、飼育ケース内の植物の成長促進に使用

コンセントにつなぐACアダプタの長さが1mほどしかなく、電源端子部分も大きいため改良してほしい

タイマー付きで消し忘れや照らし過ぎ防止でき助かる

簡易的なUVチェッカーで測ったら、昼間の曇り空のほうが紫外線量が多かった

海外のメーカーなので説明書は翻訳アプリが必要

長期的に見るとかなりコスパが良い商品

ゼンスイ マイクロン+マイクロUV LEDセット 3W

詳細はこちらの、メーカーのページをご確認ください。

電球の種類と寿命・・・

電球はLEDタイプで3Wの出力、明るさはあまりない。金口サイズGU10

寿命は5000~7000時間、一日8時間使用すると約870日使用できる

メリット・・・

超小型、省エネ、長寿命、熱をほとんど出さず、小型の飼育ゲージに最適な調整がされている

一般的な13W、26Wと比べても紫外線量が多く、多少距離があっても問題なく使える

デメリット・・・

小型化するために電球の金口が独自の作りになっていて、他のメーカーのライトスタンドに取り付けられない

口コミまとめ・・・

カナヘビ用に購入、30×30cmの飼育ケースで金網の上から使用している

集光タイプで、狙った場所にバスキングスポットが作れるので小さめの飼育ケースに最適

カメ用に購入したが、個体によっては相性が悪い

狭い範囲しか照らせないため、多頭飼育には向かない

フトアゴヒゲトカゲ用に購入しがた、脱皮しなくなった

同社製のマイクロサン28Wと合わせてカナヘビに使用、25cmの高さに設置している

カメ用に購入、水滴がかかりライトが割れてしまった

性能が良く、大型ゲージ用の大きいサイズも作ってほしい

GEX エキゾテラ レプタイルUVB 100 26W

電球の種類と寿命・・・

電球は水銀灯(蛍光灯)タイプで26W出力、金口はE26サイズ。電球色の光を出し、UVBの強さは5.0相当、熱はあまり出ないため保温には向かない

寿命は約4000時間、一日8時間使用すると、約500日使用できる

同社製の「レプタイルナチュラル」は照明用でUVBは出ないので注意

メリット・・・

UVBだけでなくUBAも豊富に含んでいて、トカゲの成長を促進する

汎用性の高い金口E26サイズで、同社製品もバリエーションが豊富、ほとんどの飼育環境に合わせたセッティングができる

デメリット・・・

意外に明るさがあり、設置場所によってはかなりまぶしい

口コミまとめ・・・

クサガメ用に購入、日付記入用のシールが同封してあり電球交換の目安になり便利

年に1回交換しているが、交換前に切れたり壊れたことはない

生体が一時雪目になり片目をつむるようになった。3日ほど消灯していたら回復した

紫外線の寿命が思ったほど長くない、購入頻度を考えるとコスパが悪い

節電のために夏は13W、冬は26Wを使用している

2個セットで購入したが、1つ壊れていたため交換してもらった

カナヘビ用に購入。ライトをつけるとすぐに寄ってきて日光浴する。半日陰で育つ植物の生育にも良い

バスキングライトのおすすめ3選

ゼンスイ マイクロサン マイクロンセット 28W

電球の種類と寿命・・・

電球は小型ハロゲンランプで、28W出力。金口サイズはGU10

寿命は約1500時間、一日8時間使用すると、約185日使用できる

メリット・・・

小型、軽量で、小規模な飼育ゲージに最適な調整がされている

集光性が高く狙った場所を温められるので、飼育ゲージ内の温度差を作りやすい

デメリット・・・

小型化するために電球の金口が独自の作りになっていて、他のメーカーのライトスタンドに取り付けられない

口コミまとめ・・・

カナヘビ用に購入、朝起きて点灯するとすぐに集まり、とても気に入っている様子

小型水槽にぴったりの設計で、設置も簡単

ライトがかなり熱くなり、バスキングスポットも高温になるため角度や距離の確認が必要

取り外すことは少ないが、クリップのバネが固く女性には扱いづらい

購入してから毎日11時間使用している、4か月たつが不具合なし

開封したら壊れていた。すぐに交換してもらった

ピンポイントで保温できるので、温度勾配がつけやすく重宝している

カミハタ ネオハロゲン 爬虫類用保温球 27W

電球の種類と寿命・・・

電球はハロゲンランプで27W出力。金口はE26サイズ

寿命は約3000時間、一日8時間使用すると、約375日使用できる

メリット・・・

日本製で、高品質、長寿命、赤外線量が多く、保温力と明るさが強い

衝撃緩和機能がついていて、点灯中の振動にも強い

デメリット・・・

電球周りが高温になるため、ライトスタンドの設置場所には注意が必要

口コミまとめ・・・

少ないワット数で十分な保温力があり再購入しました

温度、明るさともに満足、6年間愛用している

1個目はペットショップで購入し1年間使用2個目は通販で購入し4か月しか持たなかった

夏は27W、冬は50Wを使い分けている

通販で購入して1か月で玉切れ、当たりはずれがある

60cm水槽のリクガメに使用。カメはライトを気に入っているようで、省エネだし満足

GEX EXOTERRA サングロー バスキングスポットランプ 25W

電球の種類と寿命・・・

電球は白熱保温電球タイプで25W出力、金口はE26サイズ

寿命は1500〜2000時間。一日8時間使用すると、約250日使用できる

メリット・・・

集光型のスポットライトで白熱球を使用し、太陽光に近い自然な光を出すことが可能

25Wの他にも「50W、75W、150W、ナノ」など、種類が豊富で飼育ゲージや設置方法を自由に選べる

デメリット・・・

ハロゲンランプなどと比べると寿命は短め

口コミまとめ・・・

光は横に広がらず、まっすぐ照らすのでバスキングスポットを作りやすい

気に入っていて、我が家の爬虫類はすべてこの電球を使っている

交換のため買い替えたら一週間で玉切れ、もう一つ購入したものは問題なく使えている

カメレオン飼育で使用、明るさも十分で良くライトの下で暖まっている

1つ目は一週間、2つ目は二か月で壊れた。当たりはずれがある

クサガメ用に購入、少しの水滴がかかっただけで割れてしまう。耐水用を買ったほうが良かった

カナヘビ用に購入。一年以上愛用している。約15cmの距離から照らして、バスキングスポットは30℃ほどになる

おすすめのライトスタンド2点

みどり商会 クリップスタンド ひまわり

商品の特徴・・・

金口はE26サイズ、150Wまでの電球が使用可能

ソケット破損防止用の耐熱カバー付き

メリット・・・

シンプルな作りで耐久性が高い

クリップのバネが強く安定性がある

デメリット・・・

アームが伸びたり縮んだりしないため、高さ調節が面倒

口コミまとめ・・・

カナヘビ用に購入しっかり固定でき、クリップ部とライト部の2か所で角度調節できるのでバスキングスポットを作りやすい

シンプルなデザインで、飼育ケージ内に設置しても違和感がない

オン・オフのスイッチが電球側に近く、設置場所によっては操作しにくい

開封した際に、タバコの様な変なにおいがする。臭い

コンパクトでコスパもよく5年ほど愛用している

購入したらネジが緩かったり、断線しているような不良品だったので返品した

クリップもしっかりしていて、安定性が高く使いやすい

GEX EXOTERRA クリップスタンド グロースタンド

商品の特徴・・・

金口はE26サイズ、100Wまでの電球が使用可能

アームが折り畳み式で、電源コード約1.9mの中間にスイッチがある

メリット・・・

アームが伸び縮みして高さ調整、角度調整がしやすい

クリップに固定用のビスがついており、二重ロックできる

デメリット・・・

対応W数が100Wまでのため、同社製の他の電球でもW数が高いと使用できないものがある

口コミまとめ・・・

自由に角度調節でき使いやすい、コンセントタイマーと組み合わせて使っている

保温球は熱くなるので、ダブルロックできるのは安心

クリップが固く、片手で取り付けられなかった

クリップは固定力があっていいが、回転する方向のボルトが少しずつ緩むので増し締めが必要

コスパもよく使いやすいので愛用している

不良品に当たりアームを広げたらネジが折れてしまった。

アームやクリップは十分な強度があり満足している

あると便利な周辺機器について

タイマー

  • ライト類の点灯消灯がめんどくさい
  • その時間帯は家にいない
  • つい忘れてしまう

などの場合は、タイマーの使用をおすすめします。

タイマーにライト類を接続し、時間を設定すると自動でオン・オフを切り替えてくれます。

サーモスタット

また夏場やヒーターとの併用などで、飼育ゲージの温度が上がり過ぎる時は、サーモスタットと併用することで温度管理ができます。

サーモスタットの詳細は、こちらの記事も参考にどうぞ。※目次からサーモスタットの項目をクリックしてください。

【トカゲ飼育】失敗しないヒーターの選び方・使い方教えます!

温度計

ライトを設置したけれど、バスキングスポットの温度が、思っていたより低い場合があります。

見た目では温度が分からないため、温度計があると安心です。

温度計があれば、ライトの位置調節や、バスキングスポットの高さ調節など、トカゲに最適な環境作りがしやすくなります。

下の温度計はシンプルで防水機能もあり、バスキングスポットになるレイアウトの温度を測るのにおすすめの温度計です。

よくあるトラブルと注意点

購入したら不良品だった

特に通販で購入した商品では起きやすいトラブルです。ほとんどの場合交換、返品対応してくれるので、段ボールや商品パッケージなどは捨てずにとっておきましょう。

また返品可能な期間中に動作チェックしておくことで、後日不良品と発覚して困ったり、返品を受け付けてもらえないリスクを減らすことができます。

ライトが破損する原因

不良品で長持ちしないことも考えられますが、ライトの取り付け方や使用方法も原因の一つです。具体的には、電球を素手で扱わない、水滴が当たらない場所に設置、頻繁にオン・オフしない、ことで防止できることがあります。

特にバスキングライトは高温になるので、手の脂や指紋が付いたり、ゴミや汚れがついている、使用中に水滴がつくなどが原因で破損することがよくあります。

紫外線が出ていない

紫外線ライトは明かりがついていても、紫外線が出ているかは目に見えません。また寿命なのかどうか判断するのが難しいライトでもあります。

現在の紫外線量を調べる、不良品かどうかのチェック、これらのためには紫外線チェッカーで計測するのが最も確実な方法です。機械式、色が変わるカードタイプ、など種類がありますが、個人的にはカードタイプのチェッカーをおすすめします。

値段も安価な物が多く、故障することもありません。

トカゲの目の様子がおかしい

電球型の、蛍光灯タイプの紫外線ライトで特に報告が多い症状です。

原因としてトカゲとライトの距離が近い紫外線量が多すぎるライトが明るすぎる、などが考えられます。またバスキングスポットが薄暗いとトカゲの瞳孔が開いて、目に多く紫外線を浴びてしまう可能性もあります。

対策としては、明るい日陰程度の明るさを確保して、バスキングスポットに高低差を付けて、トカゲに紫外線量を選ばせることが良いでしょう。

ライト点灯時間について

一日8時間が目安ですが、太陽が昇る、沈む時間に合わせる必要があります。

夜にライトを付けたり日が沈んでも点けっぱなしにすると、トカゲの体内時計がくるってしまうので日没に合わせて消すようにしましょう。

夜間の温度が低い場合はヒーターが必要

バスキングライトは保温が目的ですが、空間を温めるには向かない上に、夜間は付けられません。ですので、一日の寒暖差が大きい季節や、気温が15℃以下になるような環境ではヒーター類を使用しましょう。

使用前に注意書きに目を通す

私も説明書は大嫌いですが、注意事項は読んでおく必要があります。すぐ壊れてしまった、思ってたのと違う、などのトラブルを防ぐためにも、必ず目を通しておきましょう。

もっと読みやすくしてもらいたいものです。

代用品について

バスキングランプは、市販のハロゲンランプ等で物で代用する方もあるようですが、耐衝撃や耐久性については爬虫類用ライトに劣り割れやすいためおすすめはできません。

また紫外線ライトは、市販のブラックライトや殺菌灯では有効なUVBがほとんど含まれない他、細胞を殺すような強い紫外線を出すため絶対に使用しないでください。

最後に

なるべく簡潔に、わかりやすく、を目指してまとめました。

あなたが、最適なライトを見つける手助けになれたなら幸いです。

長文になってしまいましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

爬虫類用ヒーターについて、興味がございましたら、こちらの記事も参考にどうぞ。

【トカゲ飼育】失敗しないヒーターの選び方・使い方教えます!※日本のトカゲ類が対象