【トカゲ、カナヘビ、ヤモリ飼育】おすすめヒーター6選!製品の特長や口コミまとめ!

2024年2月26日飼育用品(ライト・ヒーターなど)

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こんにちは! 館長のゆるとです!

記事の内容以下の通りで、主に製品の特性について解説します。

  • 日本原産のトカゲ類におすすめのヒーター6選
  • 各種ヒーターの特徴、メリット、デメリット
  • 口コミまとめと注意点
  • 冬眠も選択肢の1つ など

ヒーター、保温器具を選ぶさいに、実用的な情報まとめました。

  • ヒーターの選び方が分からない
  • 効果的な使い方は? など

ヒーター種類使い方確認したい方は、こちらの記事を参考にどうぞ

【トカゲ飼育】失敗しないヒーターの選び方・使い方教えます!※日本のトカゲ類が対象

それでは、おすすめのヒーター6種類を見ていきましょう!

ピタリ適温プラス(パネルヒーター)

特徴、メリット、デメリット

特徴・・・

ヒーター部分は薄いフィルム状で、全体的にスマートな設計。多重安全装置や、自己消火性機能があり安心安全に使用できる。

高感度センサー内蔵で外気温に合わせ、自動で25℃~29℃程度の温度を保つ

W数、サイズは全4種類

メリット・・・

使用方法はコンセントを挿すだけなので初心者でも使いやすい

自動で温度調節してくれるのでサーモスタットがいらない

省エネ設計で電気代が安い。13Wサイズを24時間使用すると、約8.4円ほど。 ※電気代の単価が27円で計算した場合

デメリット・・・

手動で温度調節できないので、狙った温度にするのにコツがいる

空間を温める能力が低く、防水性はないので注意が必要

口コミまとめ

・初めてパネルヒーターを購入。安く購入でき、自動で温度調節してくれるので初心者にも扱いやすかった。

・熱帯魚飼育、15cmキューブ型水槽で使用ピタリ適温プラスの2号を設置。水温は28℃をキープできている。

希望している温度に調節するのは大変でコツがいるが、気に入っているのでリピートした。

・使い勝手はいいが、パネルヒーター自体が非常に薄く、縁やエッジ部分のバリで手を切ってしまった。今は簡単な耐熱テープを張っている

・ヘビ飼育で購入。触るとほんのり暖かいが、低温火傷を防ぐため飼育ゲージ内に温度差を作り設置。真冬は暖突と併用している。

エキゾテラ レプタイルヒート(パネルヒーター)

特徴、メリット、デメリット

特徴・・・

耐久性と熱効率に優れた安心安全設計で、業界初の6層構造。急激な温度変化が生じにくく、爬虫類にとって優しい暖房

コンセントを挿すだけで、自動でヒーター表面温度を一定に保つ。温度は約45℃ほど

同社が販売している飼育ゲージの、「エキゾテラ グラステラリウム」シリーズと相互性があり、組み合わせると非常に使い勝手が良い

W数とサイズは、全4種類。

メリット・・・

住宅の床暖房にも使われている特殊ファイバーを使用していて、キズに強く圧倒的な耐久性がある。

リバーシブルで保温力が高く、自動で温度調節してくれるので扱いやすい。

省エネで電気代が安い。16Wサイズを24時間使用すると、約10.4円ほど。 ※電気代の単価が27円で計算した場合

デメリット・・・

空気を温める能力が低く、ヒーター自体に厚さがあるので、飼育環境によっては設置に工夫が必要

ヒーター表面の温度を一定に保つ性質から、飼育ゲージ内が温まり過ぎることがあるメーカーではサーモスタットの併用を推奨している。

口コミまとめ

初めてのトカゲ飼育。夜だけコンセントにさして使用。温度調節がいらないので迷うことがなく火事の心配もないので安心感がある

・旧型からリニューアルされ、防水&両面使用できるようになり重宝している。温度調節はできないが、トカゲが自分で適温の場所に移動するのでそのまま設置している。

・厚みがあり、電源部が出っ張っていて座りが悪い。水槽をかさ上げしたり加工するのが面倒。現在は水槽の角4か所に、ペットボトルキャップを置いてかさ上げして敷いている

45×45cm水槽で使用北海道の冬は、このパネルヒーターのみでは乗り切れない。パネルヒーター+暖突+断熱材を駆使しないと25℃は保てない。

・レオパードゲッコー飼育、グラステラリウム水槽45×30cmに使用相互性があるので飼育ゲージの加工や調整がいらないのが便利。Mサイズと迷ったが、雪が降らない地域であればSサイズで十分

ビバリア マルチパネルヒーター

特徴、メリット、デメリット

特徴・・・

温度調節ができるパネルヒーターで、約25℃~45℃の範囲で好きな温度帯に設定、保温できる。少ない電力で大きな保温効果があり、自動で設定した温度を保つ自己温度制御の機能がある。

住宅用の床暖房器具にも採用されている、「安心・安全・耐久を保証する製造方法」で生産された、信頼できる日本製ヒーター

W数とサイズは、全5種類。

メリット・・・

自分の狙った温度帯に調整できるので、外気温に合わせて温度調節でき、同じ設置場所で1年を通して使用できる。

ヒーター本体が薄く、サーモスタットも必要ないので、場所を取らず設置しやすい。

省エネで電気代が安い。14Wサイズを24時間使用すると、約9円ほど。 ※電気代の単価が27円で計算した場合

デメリット・・・

空気を温める能力が低く、温度調節部分に段差がある

温度設定はダイヤルを回して調整するので、製品ごとに癖がある

口コミまとめ

軽くて薄く、温度調節でき火災の心配もないので非常に使いやすい。電気代もあまりかからないのが嬉しい。ペットだけでなく、たまにヨーグルト作りで保温に使用している。

・レオパードゲッコー、小さめのゲージで飼育。温度調節できるのがとても便利飼育ゲージを断熱材シートで囲っただけでも、ゲージ内を30℃ほどで維持できている

・寸法を測って注文したが、思っていたより小さかった温度調節部分に少し段差があり、上方向と下方向に出っ張っているので邪魔になる

ダイヤル式のためかちょっとした操作で温度が大きく変動する事がある。不良品に当たったらしく、子供がいたずらしたらダイヤルが取れてしまった。

ヒーターの下に保温シートを敷いて使用している。「ぴたり適温プラス」と比べ若干サイズが大きいく、見た目と性能も似ているので、サイズやW数で2種類の商品を使い分けている。

暖突 だんとつ(赤外線ヒーター)

特徴、メリット、デメリット

特徴・・・

金属メッシュタイプの、飼育ゲージの蓋に取り付けて使用。熱量の約90%以上を、強力に下方へ広げるワイド暖房で、ダントツに耐久性と経済性に優れている

保温球は不使用、ヒーター部に触れても火傷しない、霧吹き程度の水滴には耐えられる、安心設計になっている。サーモスタット内蔵で、温度が上がり過ぎるのを防止する。

※初動時にパンという音がする場合がありますが、商品仕様ですのでご安心ください。

W数とサイズは、全5種類。

メリット・・・

霧吹きが使用できて触れても火傷しないので、ヤモリ、カナヘビにも安心して使用できる。

飼育ゲージ上部から赤外線によって温めるので、高低差のあるレイアウトを効率よく温められる

消費電力が低く、電気代が安い。13Wサイズを24時間使用すると、約8.4円ほど ※電気代の単価が27円で計算した場合

デメリット・・・

空気を温める能力はあまり高くない。一定の温度を保つ機能が無く、サーモスタットの使用は推奨されていない。

飼育ゲージの内側にぶら下げる形で設置するので、蓋に取り付けたりコード穴を加工する手間がかかる。ヒーターの特性上、飼育ゲージ内が乾燥しやすい。

口コミまとめ

・イシガメの子亀飼育。100均のバーベキュー網に取り付けて使用水槽内は20℃程に保温していて、水滴がついても壊れないのが良い

・木登りトカゲ(アガマ)飼育。保温球によじ登って焦げてしまったので大至急交換。32Wサイズで100Wの保温球と同じ熱効率のうたい文句で購入薄いので飼育ゲージ内がすっきりした

網目の細かい天網には付属のネジが合わないので、持ち合わせのネジで代用した。板や箱状の蓋への取り付けは、加工や工夫が必要なので改善してほしい

・鳥用に購入。暖かさには満足だが、使い始めに嫌な臭いがでる。臭いに敏感な鳥なので、別の部屋で1日点けっぱなしにしてから使用した。

・45cm水槽でレオパードゲッコー飼育現在Sサイズで十分だが、寒冷地ではMサイズ以上が良いと思う暖突に長いネジを取り付け、L型金具を4つ使って高さ、温度の調節をしている。

エキゾテラ ヒーティングトップ(赤外線ヒーター)

特徴、メリット、デメリット

特徴・・・

金属メッシュタイプの蓋の上に置くだけで設置完了飼育ゲージの外に設置するのでレイアウトを自由に楽しめ、光が出ないので昼夜問わず保温できる

難燃性カバーと異常な高温を感知・制御する機能、緊急時に電気を遮断するヒューズで、火傷や火事を防止する安全設計。サーモスタットと併用して温度管理できる。

Sサイズ(16W)、Mサイズ(40W)の全2種類

メリット・・・

設置がとにかく簡単。火傷の心配もほとんどなく、サーモスタットと併用できるので温度管理しやすい。

飼育ゲージ上部からじわーっと温めるので、高低差のあるレイアウトを効率よく温められる。

省エネで電気代が安い。16Wサイズで24時間使用すると、約10.4円ほど ※電気代の単価が27円で計算した場合

デメリット・・・

高さのある飼育ゲージの保温は苦手で、湿気や水滴に弱い。安全装置はついているが、ヒーター単体の温度調節機能はない。

ヒーターの特性上、飼育ゲージ内が乾燥しやすい。

口コミまとめ

・ケージの上部に置くだけなので設置の手間が無くて良い横60cm高さ35cmのケージでMサイズを使用すると、床付近の温度は32℃ほどだった。

今まで床下のヒーターのみ使用で25℃前後キープしていたが、気温が下がると家から出てこないのでこちらを購入。30℃前後キープできるようになった。

使い始めに科学臭がする翌日にはしなくなったが確実にするので注意。風が強いためか、ケージ内が乾燥する。

・マメに霧吹きをしていたら3日で故障。暖突と違い水気に弱いため、広範囲に広がる霧吹きは危険。その後はまっすぐ飛ぶタイプの霧吹きを使っている。

保温力が高く、エアコンをつけていると昼間は温度が上がり過ぎることがある。トカゲの負担にならないように、サーモスタットと併用して温度管理している。

エキゾテラ ヒートグロー 昼夜兼用(保温球タイプ)

特徴、メリット、デメリット

特徴・・・

昼夜兼用の集光型スポットランプ。生態に見えにくい赤い光をだすので、活動サイクルを妨げずに保温できる。

高い保温力があり、豊富な赤外線を照射して飼育ゲージ全体を温めてくれる。ライトスタンドなどの点灯器具に取り付けて使用。

口金はE26型。 W数とサイズは、全4種類。 

寿命は1500~2000時間。24時間使用した場合は、約3ヶ月ほど。

電気代については、50Wサイズで24時間使用すると、約32.4円。 ※電気代の単価が27円で計算した場合

メリット・・・

空間を温める能力が高く、飼育環境によっては必須アイテム。保温力が高いので、広い飼育ゲージや大型の飼育ゲージを効率よく温められる。

バスキングライトと同じ感覚で設置できるので、配置や取り付け方法をイメージしやすい。

他の保温器具と比べ、電球自体はかなり安い値段で購入できる。

デメリット・・・

ライトスタンド、ランプシェード、サーモスタットをセットでそろえる必要があり、初めて導入する時はお金がかかる。

電球自体が非常に熱くなるので防火・火傷対策が必要。電球の性質上水がかかると割れやすく、頻繁にオン・オフしていると寿命が短くなる。

口コミまとめ

100Wサイズを購入。暖房はなしで、最低気温3~6℃の環境で使用。夜はこれ1つで25~30℃に保てているので満足。

カナヘビ飼育、50Wサイズを購入。30×40cmのケージじぴったりで、ライトの下で走り回ったり眠ったりしている。

・通販で購入。当たりはずれがある不良品や、数日で壊れた物は交換対応してくれたので助かった。物によっては1年以上使えたりする。

・レビューに「指紋や手の脂がつくと壊れやすい」とあったので軍手を付けて取り付けた。しかし霧吹きの水がかかったら割れてしまった。

フトアゴヒゲトカゲ飼育で4年間愛用している。必ず軍手を付けて取り付けていて、割れたことはない。他メーカーの電球より耐久性、コスパも良い。

温度計は必須アイテム

夏場などの飼育では特に温度管理する必要はないので、温度計を使用しない方もいらっしゃると思いますが、冬場など寒い時期は本来冬眠している時期なので温度管理が重要です。

飼育ゲージ内の気温や床材が十分に温まっているかチェックして、ヒーターの調節や故障を確かめましょう。

地温、気温の両方が計測できる防水の温度計が便利です。おすすめの温度計を下に紹介しておきます。

冬眠も選択肢

トカゲ類を飼育している方は、エサになる昆虫の飼育もしていることが多いと思います。冬になればトカゲだけでなくエサ用昆虫にも保温器具が必要になるので、昆虫の飼育ゲージの起き場所やヒーターの購入に悩むこともありますよね。

どうしても冬の飼育が難しい場合は、冬眠させることも選択肢になります。

秋口頃からトカゲを外の環境に慣らしていき、外気温に合わせて冬眠させると負担が少ないです。エサ用昆虫についても、冬眠している間は必要なくなるので悩まずに済みます。

注意点としては飼育下の冬眠は難易度が高く、冬眠失敗のリスクがあることを覚悟しておく必要があります。屋外で飼育している方は冬眠させる前提で飼育しているので、飼育下の冬眠が特別なわけではありません。冬眠中の管理を間違わなければ大丈夫です。

よくあるトラブルと注意点

口コミレビューで多かったトラブルや、保温器具、冬場の注意点をまとめました。

新品を購入したが不良品だった

通販で購入した場合は特に多いようです。梱包や配送の状態が悪かったり、初めから不良品であることがあります。ほとんどは交換、返品対応してくれるので、わかり次第すぐに連絡しましょう。

商品が届いたら数日以内に試運転して、状態を確かめるとトラブルが少ないです。時間がたっても返品対応してくれることもあるので、商品のパッケージや説明書は捨てずに保管しておきましょう。

思っていたほど温まらない

ヒーターの種類を変えた時や、初めて購入した時に多いようです。不良品の場合もあるので、おかしいと思ったら業者に連絡して交換してもらいましょう

ほかに考えられる理由として、ヒーターの特徴を理解していない、W数が低い、取り付け方を間違っている、などがあります。

例えば、暖突タイプのヒーターは高さがある飼育ゲージでは十分に温めることができません。また、寒冷地など飼育ゲージ周辺がかなり低温になるような環境では、通常より高いW数を選んだり、保温効果が高い種類のヒーターに変える必要があります。

低温火傷してしまった

ヒーターの上で気持ちよさそうにしている姿は微笑ましいですが、あまり長時間同じ場所にいると低温火傷することがあります。

生体の様子を観察して、ヒーターの温度を調節しましょう。

使用方法を確認しておく

ヒーターの特性を理解していても、商品によっては推奨していない使い方があります。

思い込みや不具合により、予期せぬトラブルが起こる事があるので、使用前に使い方を確認しておきましょう。

ヒーター故障に備える

寿命が長いヒーターでも、突然壊れることもあります。また、急いで購入した商品が不良品の場合もあるので、常に予備の保温器具を準備しておきましょう。

必ず試運転する

ヒーターによっては使い始めに臭いがするなどの特徴があったり、購入してしばらくたってから使用したら不良品だったという事があります。

トラブルを未然に防ぐために、必ず試運転しましょう。

最後に

今回紹介した以外にも、爬虫類用ヒーターは数多くありますが、基本的な使い方は同じです。

長文になってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます。

この記事が少しでも、あなたとトカゲ達のお役立てたなら嬉しいです。