【日本産トカゲ飼育】おすすめライト6選!レビューまとめ、便利な周辺機器も紹介|よくあるトラブルや代用品について
こんにちは! 生き物大好き、ゆるとです!
- 種類が多すぎて選べない
- 初心者におすすめのライトが欲しい
- 各種ライトのメリット、デメリットが知りたい
- 実際に使用している人の感想が知りたい
爬虫類用のライト類は種類が多く、値段も決して安くはないため、選ぶのが難しいですよね。
とはいえ、トカゲ飼育でライト類は必須アイテムですし、ご家庭の飼育環境に最適なライトを選びたいものです。
そこで、この記事ではニホントカゲ・カナヘビなど、日本原産のトカゲ類を対象におすすめのライト(照明器具)について解説します。
- 各種ライトの特徴や、メリット・デメリット
- 商品レビューまとめ
- あると便利な周辺機器
- よくあるトラブルや注意点
- 代用品について などを解説していきます。
選択肢が多すぎると選びづらくなるため、この記事では特に人気のあるライトを厳選して紹介します。
かなり悩みましたが、バスキングライトと紫外線ライト、計6種類に絞りました。
ちなみに、ライトの使用目的や、使い方を知りたい方はこちらの記事も参考にどうぞ。【カナヘビ飼育】必要なライトは何種類?選び方やW数の目安、使い方や設置方法も解説!
W紫外線ライトのおすすめ3選
Honpal 爬虫類用 LED 紫外線ライト タイマー付き 3W UVB5.0 緑のパッケージ
電球の種類と寿命
- 電球はLEDタイプで3Wの出力、電球色の光を出す
- 寿命は約30000時間と記載、一日8時間使用で計算すると、10年以上(3750日)使用できる
- 同じ名前の黄色のパッケージは「5Wの出力、UVBは10.0の砂漠用」のため注意
メリット
- タイマー機能・明るさ調節機能・電球とスタンドが一体化と、必要な機能がほぼそろっている
- 紫外線ライト一式がそろっているので、開封してすぐに使用できる
- 寿命が長く、コスパが良い。蛍光灯と比べ、80%以上の節電効果がある
デメリット
- 電球とスタンドが一体化しているので、電球の取り外しや交換ができない。
- パッケージに「寿命30000時間(約10年)」と記載されているが、レビューでは「寿命は数年」との声が多い
商品レビューまとめ
20〜60歳の男女を対象に、Amazonや楽天市場の商品レビューをまとめました。
- ニホントカゲや樹上棲カナヘビへの紫外線量としては十分
- トカゲ飼育以外にも、飼育ケージ内の植物の成長促進に使用
- コンセントにつなぐACアダプタの長さが1mほどしかなく、電源端子部分も大きいため改良してほしい
- タイマー付きなので、消し忘れや照らし過ぎを防止できるのが助かる
- 簡易的なUVチェッカーで測ったら、昼間の曇り空のほうが紫外線量が多かった
- 海外のメーカーなので説明書は翻訳アプリが必要
- 長期的に見るとかなりコスパが良い商品
ゼンスイ マイクロン+マイクロUV LEDセット 3W
商品(マイクロUV)について、詳細はこちらの「ゼンスイ株式会社のホームページ(商品説明ページ)」をご確認ください。
電球の種類と寿命
- 電球はLEDタイプで3Wの出力、金口サイズはGU10
- 寿命は5000~7000時間、一日8時間使用で計算すると、約870日使用できる
- 明るさは低めだが、UVBの照射量は十分ある
メリット
- 超小型、省エネ、長寿命
- 熱をほとんど出さず、小型の飼育ゲージに最適な調整がされている
- 一般的な13W、26Wと比べても紫外線量が多く、多少距離があっても問題なく使える
デメリット
- 電球の金口が独自の作りになっていて、専用のライトスタンドが必要
- 電球、ライトスタンドともに、他メーカーで代用できない
商品レビューまとめ
20〜60歳の男女を対象に、Amazonや楽天市場の商品レビューをまとめました。
- カナヘビ用に購入、30×30cmの飼育ケースで金網の上から使用している
- 集光タイプで、狙った場所にバスキングスポットが作れるので小さめの飼育ケースに最適
- カメ用に購入したが、個体によっては相性が悪い
- 狭い範囲しか照らせないため、多頭飼育には向かない
- フトアゴヒゲトカゲ用に購入したが、脱皮しなくなった
- 同社製のマイクロサン28Wと合わせてカナヘビに使用、25cmの高さに設置している
- カメ用に購入、水滴がかかりライトが割れてしまった
- 性能が良いので、大型ゲージ用の大きいサイズも作ってほしい
GEX エキゾテラ レプタイルUVB 100 13W
電球の種類と寿命
- 電球は水銀灯(蛍光灯)タイプで13W出力、金口はE26サイズ
- 電球色の光を出し、UVBの強さは5.0相当、熱はあまり出ないため保温には向かない
- 寿命は約4000時間、一日8時間使用で計算すると、約500日使用できる
- 同社製の「レプタイルナチュラル」は照明用で、熱・UVBは出ないので注意
メリット
- UVBだけでなくUBAも豊富に含んでいて、トカゲの新陳代謝を促進する
- 金口は、汎用性の高いE26サイズ
- ランプシェードなど、同社製品のラインナップが豊富なため、自由度の高いセッティングができる
デメリット
- 意外に明るさがあり、設置場所によってはかなりまぶしい
- 電球自体は安いが、周辺機器との組み合わせ次第では高額になりやすい
商品レビューまとめ
20〜60歳の男女を対象に、Amazonや楽天市場の商品レビューをまとめました。
- クサガメ用に購入、日付記入用のシールが同封してあり電球交換の目安になり便利
- 年に1回交換しているが、交換前に切れたり壊れたりしたことはない
- トカゲが雪目になり、一時片目をつむるようになった。3日ほど消灯していたら回復した
- 紫外線の寿命が思ったほど長くない、購入頻度を考えるとコスパが悪い
- 節電のために夏は13W、冬は26Wを使用している
- 2個セットで購入したが、1つ壊れていたため交換してもらった
- カナヘビ用に購入。ライトをつけるとすぐに寄ってきて日光浴する。半日陰で育つ植物の生育にも良い
バスキングライトのおすすめ3選
ゼンスイ マイクロサン マイクロンセット 28W
商品(マイクロサン)について、詳細はこちらの「ゼンスイ株式会社のホームページ(商品説明ページ)」をご確認ください。
電球の種類と寿命
- 電球は小型ハロゲンランプで、28W出力
- 金口サイズはGU10
- 寿命は約1500時間、一日8時間使用で計算すると、約185日使用できる
メリット
- 小型、軽量で、小型の飼育ケージに最適な調整がされている
- 集光性が高く狙った場所を温められるので、バスキングスポットを作りやすい
- 小型の飼育ケージでも温度差を作りやすい
デメリット
- 電球の金口が独自の作りになっていて、専用のライトスタンドが必要
- 電球、ライトスタンドともに、他メーカーで代用できない
商品レビューまとめ
20〜60歳の男女を対象に、Amazonや楽天市場の商品レビューをまとめました。
- カナヘビ用に購入、朝起きて点灯するとすぐに集まり、とても気に入っている様子
- 小型水槽にぴったりの設計で設置も簡単
- ライトがかなり熱くなり、バスキングスポットも高温になるため、角度や距離の確認が必要
- 取り外すことは少ないが、クリップのバネが固く女性には扱いづらい
- 購入してから毎日11時間使用している、4か月たつが不具合なし
- 開封したら壊れていた。すぐに交換してもらった
- ピンポイントで保温できるので、温度勾配がつけやすく重宝している
カミハタ ネオハロゲン 爬虫類用保温球 27W
電球の種類と寿命
- 電球はハロゲンランプで27W出力。金口はE26サイズ
- 寿命は約3000時間、一日8時間使用で計算すると、約375日使用できる
メリット
- 日本製で高品質・長寿命
- 赤外線量が多く、明るさ・保温力ともに高い
- 衝撃緩和機能がついていて、点灯中の振動にも強い
デメリット
- 電球周りが高温になるため、ライトスタンドの設置場所には注意が必要
商品レビューまとめ
20〜60歳の男女を対象に、Amazonや楽天市場の商品レビューをまとめました。
- 少ないワット数で十分な保温力があり再購入しました
- 温度、明るさともに満足、6年間愛用している
- ペットショップで購入した1個目は、1年間使用。2個目は通販で購入し4か月しか持たなかった
- 夏は27W、冬は50Wを使い分けている
- 通販で購入して1か月で玉切れ、当たりはずれがある
- 60cm水槽のリクガメに使用。カメはライトを気に入っているようで、省エネだし満足
GEX EXOTERRA サングローナノ バスキングスポットランプ 25W
電球の種類と寿命
- 電球は白熱保温電球タイプで25W出力、金口はE26サイズ
- 寿命は1500時間、一日8時間使用で計算すると、約187日使用できる
メリット
- 太陽光に近い自然な光を出せる
- ナノ(25W)の他にも「50W、75W、150W」など、種類が豊富で飼育ゲージや設置方法を自由に選べる
デメリット
- ハロゲンランプなどと比べると寿命は短め
商品レビューまとめ
- 光は横に広がらず、まっすぐ照らすのでバスキングスポットを作りやすい
- 気に入っていて、我が家の爬虫類はすべてこの電球を使っている
- 交換のため買い替えたら1週間で玉切れ、もう一つ購入したものは問題なく使えている
- カメレオン飼育で使用、温度・明るさも十分でよくライトの下で暖まっている
- 1つ目は一週間、2つ目は二か月で壊れた。当たりはずれがある
- クサガメ用に購入、少しの水滴がかかっただけで割れてしまう。耐水用を買ったほうが良かった
- カナヘビ用に購入。一年以上愛用している。約15cmの距離から照らして、バスキングスポットは30℃ほどになる
おすすめのライトスタンド2点
電球の付属品として、おすすめのライトスタンドを紹介します。
みどり商会 クリップスタンド ひまわり
商品の特徴
- 金口はE26サイズ、150Wまでの電球が使用可能
- ソケット破損防止用の耐熱カバー付き
メリット
- シンプルな作りで耐久性が高い
- クリップのバネが強く安定性がある
デメリット
- アームが伸び縮みしないため、高さ調節が面倒
商品レビューまとめ
- カナヘビ用に購入。しっかり固定でき、クリップ部とライト部の2か所で角度調節できるのでバスキングスポットを作りやすい
- シンプルなデザインで、飼育ケージ内に設置しても違和感がない
- オン・オフのスイッチが電球側に近く、設置場所によっては操作しにくい
- 開封した際に、タバコの様な変なにおいがする。臭い
- コンパクトでコスパもよく5年ほど愛用している
- 購入したらネジが緩かったり、断線していたりと不良品だったので返品した
- クリップもしっかりしていて、安定性が高く使いやすい
GEX EXOTERRA クリップスタンド グロースタンド
商品の特徴
- 金口はE26サイズ、100Wまでの電球が使用可能
- アームが折り畳み式で、電源コード約1.9mの中間にスイッチがある
メリット
- アームが伸び縮みして高さ調整、角度調整がしやすい
- クリップに固定用のビスがついており、二重ロックできる
デメリット
- 対応W数が100Wまでのため、使用電球のW数に注意が必要
商品レビューまとめ
- 自由に角度調節でき使いやすい、コンセントタイマーと組み合わせて使っている
- 保温球は熱くなるので、ダブルロックできるのは安心
- クリップが固く、片手で取り付けられなかった
- クリップは固定力があっていいが、回転する方向のボルトが少しずつ緩むので増し締めが必要
- コスパもよく使いやすいので愛用している
- 不良品に当たりアームを広げたらネジが折れてしまった。
- アームやクリップは十分な強度があり満足している
あると便利な周辺機器について
温度計
温度計は必須アイテムですので、まだ用意していない方はご確認ください。
ライトを設置したけれど、バスキングスポットの温度が、思っていたより低い場合があります。
見た目では温度が分からないため、温度計があると安心です。
温度計があれば、ライトの位置調節や、バスキングスポットの高さ調節など、トカゲに最適な環境作りがしやすくなります。
下の温度計はシンプルで防水機能もあり、気温だけでなく、レイアウトの温度を測るのにおすすめの温度計です。
タイマー
- ライト類の点灯、消灯が面倒くさい
- その時間帯は家にいない
- つい忘れてしまう
などの場合は、タイマーの使用をおすすめします。
タイマーにライト類を接続し、時間を設定すると自動でオン・オフを切り替えてくれます。
サーモスタット
ライトやヒーターを使用する際にサーモスタットを使用すると、自動で温度を調節してくれます。
サーモスタットにより、飼育ケージの温度が上がり過ぎたり、低くなりすぎたりするのを防止できます。
サーモスタットの詳細は、こちらの記事も参考にどうぞ。【トカゲ飼育】失敗しないヒーターの選び方・使い方教えます!※目次からサーモスタットの項目をクリックしてください。
よくあるトラブルと注意点
事前に知っておくことで、ほとんどのトラブルは解決できます。
購入したら不良品だった
特に通販で購入した商品では起きやすいトラブルです。
ほとんどの場合交換、返品対応してくれるので、段ボールや商品パッケージなどは捨てずに保管しておきましょう。
また届いたらすぐに動作チェックすることで、後日、不良品と発覚して困ったり、返品を受け付けてもらえなかったりする、リスクを減らせます。
ライトが破損する原因
不良品で長持ちしないことも考えられますが、ライトの取り付け方や使用方法も原因の一つです。
具体的には、以下のような対策があります。
- 電球を素手で扱わない
- 水滴が当たらない場所に設置する
- 頻繁にオン・オフしない
特にバスキングライトは高温になるので、手の脂や指紋・ゴミや汚れ・水滴がつく、などが原因で破損することがよくあります。
紫外線が出ていない
紫外線は目に見えません。
紫外線ライトが点灯していても、紫外線は出ていない場合があるため計測する必要があります。
紫外線量を調べる、不良品かどうかのチェック、これらのためには紫外線チェッカーで計測するのが最も確実です。
機械式、色が変わるカードタイプなど、いろいろな種類がありますが、個人的にはカードタイプのチェッカーをおすすめします。
値段も安価な物が多く、故障することもありません。
トカゲの目の様子がおかしい
蛍光灯タイプの紫外線ライトで、特に報告が多い症状です。
原因として、トカゲとライトの距離が近い、紫外線量が多すぎる、ライトが明るすぎる、などが考えられます。
対策としては、バスキングスポットに高低差を付けて、トカゲに紫外線量を選ばせることが良いでしょう。
段差を付けることで、好きな温度帯・紫外線量の場所を、トカゲ自身が選べます。
ライト点灯時間について
1日8時間が目安ですが、太陽が昇る、沈む時間に合わせる必要があります。
夜にライトを付けたり、日が沈んでも点けっぱなしにしたりすると、トカゲの体内時計が狂ってしまうので日没に合わせて消すようにしましょう。
タイマーと組み合わせると便利です。
夜間の温度が低い場合はヒーターが必要
バスキングライトは保温が目的ですが、夜間は付けられません。
ですので、一日の寒暖差が大きい季節や、気温が15℃以下になるような環境ではヒーターを使用しましょう。
爬虫類用ヒーターについては、こちらの記事も参考にどうぞ。【トカゲ飼育】失敗しないヒーターの選び方・使い方教えます!※日本のトカゲ類が対象
使用前に注意書きに目を通す
私も説明書は大嫌いですが、注意事項は読んでおきましょう。
「すぐ壊れてしまった」「思ってたのと違う」などのトラブルを防ぐためにも、必ず目を通しましょう。
ライト類に限らずですが、説明書の類は、もっと読みやすくしてもらいたいものです。
代用品について
バスキンライトはハロゲンランプ等、市販の電球で代用する方もあるようですが、耐衝撃や耐久性については爬虫類用ライトに劣り、割れやすいためおすすめはできません。
また紫外線ライトの代用品については、ブラックライト・殺菌灯ではUVBがほとんど含まれないだけでなく、細胞を殺すような強い紫外線を出すため絶対に使用しないでください。
最後に
なるべく「簡潔に、わかりやすく」を目指して記事を書きました。
初めての飼育では、わからないことも多く、最適解にたどり着くまで試行錯誤が必要です。
新商品が発売されることもあるので、その都度、更新していきたいと思います。
この記事が少しでも、あなたのライト選びをサポートできたなら幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。