カルシウム満点!エサにおすすめワラジムシの飼育方法と注意点!

2024年1月10日エサ・生き餌など,ワラジムシ

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こんにちは!生き物大好き、ゆるとです。

ワラジムシは爬虫類や両生類のエサとして非常に優秀で、繁殖も容易です。

  • ペットのカルシウム不足を補いたい
  • ワラジムシの飼育、繁殖方法を知りたい
  • ワラジムシが好きすぎる!

そんな悩みを抱えている方に、ぜひ読んでほしい記事です。

ゆると

それでは行ってみましょう!

ワラジムシの特徴

  • 体長・・・1㎝前後、夜行性で雑食性
  • 飼育に必要な温度・・・20℃前後
  • 繁殖スピードが速く、環境が整っていると爆発的に増える
  • カルシウムが豊富に含まれているが、そのほかの栄養は少なめ

ワラジムシとダンゴムシの違いは、丸くなるのがダンゴムシです。

飼育に必要な物

最低限必要なのは、飼育ケージ・エサ・床材です。

それぞれを見ていきましょう。

飼育ケージ

100均のプラケース大きめのタッパーなどで十分飼育できます。

管理しやすいように、必ず蓋をしましょう。

また、コバエがわきやすいので、コバエシャッターがあると便利です。

床材

保湿性がある床材が最適で、腐葉土がおすすめです。

エサ

植物性のエサがメインですが、動物性のエサも同時に与えると繁殖スピードが上がります。

特にアカムシがおすすめです。

  • 植物性のエサ・・・落ち葉、木の皮、野菜くずなど
  • 動物性のエサ・・・煮干し、アカムシ、熱帯魚用のエサなど

エサ置き

必須ではありませんが、カビやダニの発生予防になります。

エサ置きは、ペットボトルのキャップなど、ごく小さいものでOKです。

霧吹き

ワラジムシは乾燥に弱いので、床材を適度に湿らせる必要があります。

霧吹きや、油差しなどがおすすめです。

飼育方法と日々の管理

お世話は基本的に、エサやりと水分補給だけでOKです。

エサやり・・・エサの量は2日で食べきれる程度が目安です。食べ残しは取り除き、新しいエサを与えましょう。

床材への水分補給・・・全体をビショビショにするのはNGです。飼育ケージの壁に霧吹きをするなど、乾燥した場所と湿った場所を作ってください。

食べ残しによるカビや汚れなどがあったら、その都度取り除きましょう。

ワラジムシを繁殖させるコツは、過密飼育動物性のエサを与えることです。

ゆると

裏ワザとして、ペットの飼育ケージにワラジムシを大量投入して、そのまま繁殖させる方法もあります。

よくいる場所と採取方法

よくいる場所・・・花壇などに積もった落ち葉の下や、剥がれた木の皮の下などで見つけられます。

用意する道具・・・スコップとバケツ

採取方法・・・ワラジムシを見つけたら、土ごとスコップで回収してバケツに入れます。

持ち帰ったら、石など大きいゴミを取り除き、ワラジムシを飼育ケースに投入します。

過密飼育するために、ワラジムシを大量に採取するのは意外に大変です。

そんな時は通販サイトで購入する方法もあります。

ゆると

購入したワラジムシが卵を抱えていることも多く、スムーズに繁殖させられます。

よくあるトラブルと対処方法

最初は順調でも、トラブルは発生するものです。

主要な事案をまとめたので、参考になれば幸いです。

コバエが発生する

ワラジムシ飼育で、一番の悩みがコバエです。

対策は、以下の方法がよいでしょう。

  • コバエシャッターやコバエシートを飼育ケースにかぶせ、侵入を防ぐ
  • コバエホイホイなどを設置して捕獲する

ダニが発生する

エサの食べ残しや、多湿な環境が原因でダニが発生することがあります。

ダニが発生した場合は、床材をすべて新しいものと入れ替えてください。

また、床材を入れ替える際は、エサ置きや飼育ケースも水洗いしてください。

ゆると

ダニは水が苦手なので、水をたっぷり使用しましょう。

大量死

一番の原因は湿度不足です。

ワラジムシは腹部から水分を補給するため、床材の一部分を常に湿らせておく必要があります。

床材全体を湿らせてしまうと成長が遅くなったり、コバエがわきやすくなったりするので、常に乾燥している部分と、常に湿っている部分を作ってあげることが重要です。

なかなか繁殖しない

原因は、タンパク質やカルシウム不足、飼育密度が低い、飼育温度が低い、などがあります。

対策は以下の通りです。

  • 煮干しやアカムシなど動物性のエサを与える
  • 飼育温度は20℃以上に設定する

冬季など気温が低くなる時期は、パネルヒーターなどで飼育ケージを温めてあげましょう。

パネルヒーターについては、こちらの記事を参考にどうぞ「カエル飼育にオススメのヒーター5選!カエルとの相性や商品の特徴、レビューまとめも!」

エサとして与える際の注意点

ワラジムシは豊富なカルシウムが特徴ですが、カロリーが低いため、ワラジムシだけを与えると栄養が偏ってしまいます。

トカゲ類など、ペットの種類によっては痩せて細ってしまうので、他の生餌や人工飼料などと組み合わせて与えてあげてください。

ゆると

サンショウウオなど、ワラジムシを主食にしているペットもいるので、自分のペットに合ったメニューを考えてあげましょう。

まとめ

  • ワラジムシはカルシウムが豊富で管理、繁殖が簡単
  • エサは煮干しやアカムシを与えると繁殖スピードが上がる
  • 床材は腐葉土が適しているが、コバエがわきやすい
  • ワラジムシのみ与えているとカロリー不足になりやすい

ワラジムシもペット同様にかわいがってあげてくださいね。

ゆると

最後までお読みいただきありがとうございます。この記事が少しでも、あなたのお役に立てば幸いです。